米証券取引委員会(SEC)は、ヘックス創業者のリチャード・シューラー(別名リチャード・ハート)に対し、フィンランドの首都ヘルシンキにある自宅で起訴状を送達したと発表した。
SECは、10月31日に代理送達によってリチャード・シューラーに起訴状を送達したと、12月11日にニューヨーク地方裁判所に提出した書類の中で述べている。召喚状送達人によると、9月13日から約7週間にわたり、電話、テキストメッセージ、手紙、ヘルシンキにあるハートの自宅での直接の送達を試みたが、何度も失敗したという。 代替送達は通常、被告人の所在を突き止めることが困難で、起訴状を直接送達できない場合に用いられる送達方法であると理解されている。(コインテレグラフ)
11月の以前のニュースでは、米SECがニューヨーク東部地区連邦地裁に提出した書簡の中で、SECは2023年8月22日にフィンランド司法省に対し、リチャード・ハートと、彼を通じてHex、PulseChain、PulseXへの送達を正式に要請したと述べていた。SECの弁護士は、12月15日までに送達の状況を裁判所に報告し、それまでに送達が行われなかった場合は代理送達を申請する予定である。一方、11月28日に予定されていた電話会議は2024年1月30日に延期された。