Coinbaseが最近バリデーターの半分をNethermindに切り替えたことで、Etherの主要執行クライアントであるGethの市場シェアは1月下旬の84%から66%に低下した。
Gethへの依存度を下げることで、イーサが以前から懸念していた中央集権化のリスクに対処することができ、66%以上のシェアを持つ執行クライアントの重大な脆弱性がチェーンの最終確認を妨げる可能性が懸念されている。Client Diversityによると、3月22日、Coinbase Cloudはバリデーターの「約50%」がNethermindに切り替えたことを明らかにし、実行クライアントのシェアは22%に増加した。
さらに、Besuはイーサリアムのバリデーターの10%のシェアを持っており、同じくCoinbaseが支援するErigonは2%のシェアを持っており、一握りのクライアントの合計シェアは約34%に達している。
イーサリアムのインフラストラクチャー企業であるLabrysの創業者兼CEOのLachlan Feeney氏は、「まだ勝利宣言はできない」と主張した。Feeeney氏は、Client Diversityがデータにアクセスするために使用した方法論には欠陥があり、Gethは以下のことを行う必要があると主張した。"絶対過半数割れはあり得ないと確信できるまで、誤差を考慮し、66%の基準値より下げる必要がある "と主張した。
フィーニー氏は、"真の勝利 "は、単一の顧客が33%以上のシェアを支配していない場合にのみ宣言できると付け加えた。(コインテレグラフ)
本日未明のニュースでは、コインベース・クラウドは最近、Xプラットフォームに、初期配備を完了し、約50%のバリデーターが現在Nethermindソフトウェアで稼働していると投稿した。