ブルームバーグによると、米国最大の暗号取引所は、現在進行中の法廷闘争に自信を示し、「明確化が究極の目標」であり、最近の判決は正しい方向への一歩であると述べている。同社は今年いっぱいの集中的な証拠開示段階に備えている。
木曜日に発表された書簡の中で、暗号取引所は政治献金についても明らかにしている。同社は米国の重要なスーパーPACであるFairshake PACに献金していることが明らかになった。この政治活動委員会は、両党のクリプト支持候補者を支援している。同社は、3月の予備選挙で証明されたように、親クリプト運動はすでに影響を及ぼしていると指摘した。カリフォルニア州、テキサス州、アラバマ州のような主要な州の暗号有権者は、親暗号候補者を当選させたり、予備選挙を通過させるのに重要な役割を果たした。
3月の注目すべき上院予備選挙では、デジタル資産業界に反対の声を上げていた民主党のケイティ・ポーター下院議員を破ったのは、暗号ロビー活動の成果だと評価されている。
業績面では、暗号取引所は大幅な増益を報告した。売上高は2倍以上の15.8億ドルとなり、アナリストの平均予想13.2億ドルを上回った。純利益は11億7000万ドル(1株当たり4.40ドル)で、前年の7900万ドル(34セント)の損失とは対照的だった。