Odailyによると、DTCC、ユーロクリアー、クリアストリームは、ボストン・コンサルティング・グループと共同で、グローバルなデジタル資産エコシステムの青写真を策定することを発表した。デジタル資産時代の共同推進」と題されたこの文書には、複数の法域における約100の規制やホワイトペーパーのレビュー、様々な市場参加者やテクノロジープロバイダーとの20回以上のインタビューが含まれているという。
DTCCのデジタル資産担当グローバルヘッド兼マネージング・ディレクターのナディーン・チャカー氏は、多くの企業がリスクやコストの低減などブロックチェーン技術の可能性を認識しているものの、金融サービス業界は依然として分散型台帳技術へのシフトが必要であると述べている。青写真には、法的確実性、規制遵守、弾力性とセキュリティ、顧客資産の保護、接続性と相互運用性、運用の拡張性という6つの原則が盛り込まれている。